いい機会だから脅しておく。保険を甘く見て、人生積んでしまった親戚の実話

保険が好きかどうか聞かれて、「好き」と答える人は少ないでしょう。今現在、日本で販売されている保険は、もしもの場合に備える保険。

医療保険、生命(死亡)保険、がん保険、学資保険等々月払いにしていると、2~3万円ぐらいは保険料がかかってしまい負担ですよね。

節約しても毎月カツカツというなら別ですが、レジャーにグルメなど回数を減らせば保険料が捻出できるのに、保険を後回しにしているとなると話は別。余興費にお金をかけている自覚がある人こそ、保険のことをきちんと知って、そしてどんなものがいいのか考えてほしいです。

今回は保険を甘く見ていて、人生積んでしまった親戚の実話をお話しようと思います。ちなみに現在進行形の実話です。

 目次

 まあさんの生い立ち

 

今回の主人公:80歳の女性

家族構成:息子、嫁、孫と同居

収入源:月5万ほどの年金

持病:脳卒中で体が少し不自由

 

彼女の名前は、まあさん。私の祖父の妹で、脳卒中で倒れる前は私の家によく遊びに来ていました。若い頃の職は農業。親族が造園業をしていたので、アルバイトにも出かけていたようです。

 

息子夫婦と同居をしていて、ちょっとお嫁さんは性格がきつめ。多くの主婦が一番面倒だと思っている食事の用意をお嫁さんに任せて(たぶん、本人も嫁と一緒に台所に立ちたくなかった模様)、夜まで農業やアルバイトに精を出していました。

 

夫がいて、彼は70代(まあさんは、そのとき70代手前です)に入って脳卒中で倒れます。まあさんは介護生活に入り、家の仕事は嫁にますますまかせっきりに。

まあさんが受取人となっていた生命保険は?

夫が入っていた保険は、JA共済の保険。

亡くなると、1000万円が入ってくるというものです。受取人は、妻のまあさんです。

1000万円と聞くと大きな額かもしれませんが、今の女性は90歳近くまで生きる時代。

仮に、夫が死んだ年のまあさんの年齢を65歳とし85歳まで生きるとすると、あと20年近く生きることになります。

年間で割ってみると、1000万円÷20年=50万円。

年間50万円しか使えないとなるとかなり少ない!

 

1000万円の保険金が下りてくるから大丈夫と、1000万円マジックにかかってはいけませんね。

 

しかし、ここで、やばいと気がついても、脳卒中になった人が入れる死亡保険は、なかなかありません。また、入れたとしても、保険料が高いなど、脳卒中に関する部位は引き受けができないなど条件が付いてしまいます。

 

当たり前のことなんですが、健康な時に夫に大きな生命保険に入っていてもらうべきでした。保険料が高いというなら、掛け捨てにはなってしまいますが定期保険で補完するなどしておくべきでした。

 

まあさんの夫が亡くなったことで、悲劇が始まる

 

 

夫は脳卒中になってから数年後に死亡。

さあ、ここから悲劇が始まります。

なんと、まあさんの夫が入っていた保険は、

65歳の誕生日前の死亡1000万円の保険金

65歳以上の死亡で500万円の保険金

という保障だったのです。

 

まあさん、残念ながらここら辺がきちんと理解できていませんでした。1000万円の保険金がおりるということで契約し、安心していたのに、夫が65歳を過ぎててため実際に支払われたのは500万円。

 

500万円は無事受け取ることができたのですが、ここから一気に大切な保険金が目減りしていきます。

年金以外の収入が無いのに、保険金が目減りしていく恐怖!

田舎の生活で何が大変なのかというと、お葬式!

田舎のお葬式は、都会とは考えられないほどのお金がかかります。都会のように、通夜

翌日、本葬で終わりというわけではなく、四十九日までは7日ごとに行事が続きます。ほとんどの行事で、お坊さんを呼んだり、親族と会食したりするので、毎週お金が飛んでいきます。地元のちょっとした名士なら、四十九日まで500万円ほどかかってしまいます。

もちろん、香典もいただくのですが、差し引きすると100万円から150万円の赤字

せっかく給付された保険金も、500万円-150万円で350万円になってしまいます。

 

1000万円の保険金が、ついに0円に! 

 

350万円まで減ってしまった保険金。

しかし、ここからまた悲劇が。

息子夫婦が、住宅ローンが厳しいから少し払ってくれと言ってきました。

 

以前のまあさんの家は古いもので、住宅ローンなどは全くありませんでした。

息子夫婦もそこに住んでいたのですが、当然家賃や住宅ローンも発生せず。

しかし、息子がどうしても建て替えたいといって、頭金がほとんどない状態で新築の家を10年前に建てたのです。

 

まあさんは保険金が下りた当初から、息子に不信感を持っていました。

JA共済の保険は死んだら1000万円出るはずなのに、500万円しか手元に入ってこない!しかも、葬式で150万円が出ていって350万円しかないのに、さらにそこからお金を出せと?!

 

しかし、息子の頼みです。自分もこらからさらに年を取り、嫁に面倒を見てもらう身。ここで面倒ごとは起こしたくありません。なので、保険金の一部を渡してしまいます。

少なかった保険金がさらに少なくなってしまいました。

 

まあさんは70代に。

住宅ローンの足しになるよう一部保険金を渡したのに、息子夫婦との仲はさらに険悪に。食事も1人で食べることになりました。

 

年金は月5万円。

ここから食費や町内費が徴収されていきます。

農作物の苗を植えたり、草を刈ったり収穫したりなど、冬を除く季節ごとアルバイトはありますが、年齢を重ねるごとにきつくなってきます。でも、働けるだけ働こうと思っていましたが、数年後、今度はまあさんが脳卒中になってしまいます。

 

幸い命は助かったのですが、残しておいた保険金も治療費や自宅を一部バリアフリーにするための改装費で消えていきました。

 

こうなるともう手元には月5万円の年金しかありません。医療費は自分で出さねばなりませんし、食費、町内費も息子夫婦から徴収されていきます。

 

真冬になれば寒い地域ですが、石油代がかかるからといって嫁に遠慮してストーブすらつけるのに遠慮する生活です。

 

現在80歳。脳卒中を患った人間だと、毎日普通に過ごすだけで大変です。息子はサラリーマン、嫁もパートに出ているので町内の清掃作業は今だにまあさんの役目。欠席すると1万円の罰金が取られてしまうので、弱った体に鞭打って参加しています。

 

懐に余裕があれば払うことも可能でしょう。住宅ローンの問題でぎすぎすしている息子夫婦を援助することもできたはずです。

 

けれど、月々の年金も少なく、稼ぐこともできないまあさんは、余裕が全くありません。

 

まあさんが対策しておくべきだったこと

 

1:夫が入っている共済保険がどういうものかきちんと知っておくべきだった。

2:夫が病気になるまえに共済保険の保険金額を増額するか、解約してもっと保険料が安く保険金額が高いものに入り直ししておくべきだった。

3:定期保険も加入しておくべきだった。

4:まあさんも個人年金に加入し、国民年金に上乗せして月10万円ぐらい貰えるようにしておくべきだった。

 

 

まあさんの夫が死んだことから始まったこの騒動。保険の重要性や知識不足だったため、大変なことになってしまいました。そして、現在進行形で15年近く続いています。

 

私が、まあさんの娘から聞いていて辛かったことは、まあさんが自宅に居場所なさそうだということ。

 

もし、もっと保証額の大きな死亡保険や掛け捨ての定期に、夫を加入させていたならば、住宅ローンでカツカツになっている息子夫婦にまとまった額を援助してやることもできたでしょう(そもそも、頭金ほどんどなしで新築を建て、住宅ローンがきつくて、日常がぎすぎすしてしまう息子夫婦も息子夫婦なのですが)し、あまりにも嫁に腹が立ったなら、小さなアパートを借りて1人で住むこともできたでしょう。(田舎なので家賃は3万円ほどです)。

 

死亡保障の例として

オリックス生命ファインセーブ

保障:90歳まで

保険金額2000万円 解約返戻金は0円

契約年齢 35歳 男性の場合

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平均年齢が伸びてきて、90歳まで生存するかしないか微妙なところですが、保険金額はまずまずではないでしょうか?

解約返戻金がないため保険料は、解約したら払い込んだ保険料が戻って来る解約払戻金有りタイプよりかなり割安になっています。

死んだら必ず払われる終身保険より確実性はありませんが、終身保険よりかなり安い保険料で保障が手に入ります。

ちなみに下記は同じオリックス生命の終身保険ライズの例です。

保障:死亡時まで

保険金額2000万円 解約返戻金は0円

契約年齢 35歳 男性の場合

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月々12280円の保険料で90歳までの保障(90歳時の総払込保険料は810万4800円)と月々30400円の保険料で生涯保障(90歳時の総払込保険料は2006万4000円)でどちらがいいのかは一概には言えません。

 

早くなくなってしまえば90歳定期がお得ですし、90歳を超えて長生きしてしまえば、払い込んだ800万以上のお金が無駄になります。逆に終身保険に加入して90歳以上まで生きるとすると、総払込保険料が保障額を超えるので、身内に確実に残せるけどちょっと損な貯金をしている感覚になりますね。

私、やばいとかもと思ったら、まずは保険相談!

 

しっかりとした保険に入っていなかったがために、今現在、選択肢が全くない状態のまあさん。

無保険だったり、なんとなく保険に加入して中身がいまいちわからないという人は、これを機に見直してみてください。

健康なうちは、保険なんてと思いがちですが、自分が病気になったり配偶者を失ったりすると、生活は激変します。必ずその機会はやってくるので、今のうちに対策を立てておきましょう。

 

特に既婚女性なら、夫の終身保険自分の個人年金はしっかりと!

 

でも保険のことはよく分からないというなら、保険相談がおすすめです。一度聞いただけではよく分からないですので、何度も相談してみるのがおすすめ!そうするうちに、パンフレットを見たり、ネットで検索して自分でよい保険を探すことも可能です。

 

保険の知識が全くない場合、同じジャンルの保険で3回(例えば、終身保険ならそれのみ)は、保険相談をしてみましょう。

保険相談の会社をその都度代えて相談してみると、FPの方がいろんな終身保険を勧めてきてくれます。

いろんな角度から検討すると、自分に必要な保険が分かってくるので、1度の保険相談では決めず、何度も足を運んでみましょう。近所の喫茶店や自宅にもFPさんは来てくれるので時間が無い方にもおすすめです。

 

【保険相談まではたったの3ステップ】

保険相談会社にネットで申込み

FPさんから電話が来て日付決定したり、ネットで日付決定したり保険相談会社によります

保険相談

 

 

1回の相談時間:平均90分~120分。

保険ジャンル:今回は終身のみ、個人年金、医療のみなど絞っておいた方が比較で来て◎

場所:保険相談のオフィスの他、自宅、喫茶店もOK

契約:その場でしなくてもOK。検討しますで終了可能。しつこい勧誘を禁止している保険相談会社もある。

その他:家計診断してくれるFPさんもいる。

 

1回120分として、3回終身保険の相談をして360分。このたった360分で貴方の老後が大きく変わる可能性があります。

 

健康で若いうちに保険の見当をし、しっかり加入しておきましょう。人生何が起こるか分からないので、備えておくのは非常に大事です!!病気をしたり年を取ってから保険に入っておけばよかったと思っても後の祭り。保険対策を怠ったせいで、家族がぎすぎすしてしまったり、人生の自由が無くなってしまいます。

 

入っているから大丈夫という方も、保険の知識があやふやな場合はきちんと保険の見直しをしておきましょう。まあさんのように思わぬ落とし穴があるかもしれませんから。

 

ちょっと不安になってきた、怖くなってきたから保険相談してみようかなと思った方は、必ず何社か保険相談会社で比較してから、加入を検討してください。その保険会社やFPさんが一押しの保険を持ってきてくれて話をしてくれますが、本当に貴方に一押しの保険なのかは比較してみないとわかりません!

 

ポイントさえ覚えれば、保険を人生の強い味方に出来ます。ぜひ、保険相談してみてくださいね!


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