もうららいふ

快適らいふを目指して、実践したことを書いています。引き寄せの法則が好き。ビジネス書もよく読みます。

雇用保険(失業保険)下さい! 派遣会社にウソをつかれて80万円失いそうになった話 その3

8月に派遣先から突然の派遣切り宣告を受けた私は、数日、次の仕事をどうするか考えたのですが、新しい派遣先で頑張るのかフリーランスに戻って本腰を入れて働くのかというので悩みました。

派遣先でせっかくお友達もできたのに別れるのは残念ですが仕方ありません。まあ、悩むにしても先立つものはお金です。3ヶ月無収入で耐えて失業保険を貰ってさらに失業保険がなくなったら、フリーランスに戻ろうかしらなんて悠長なことを考えていました。

「私、失業保険貰えるの?(;・∀・)」

目次

  1. 派遣でも、業績悪化の解雇なら給付制限なしで貰える?
  2. 給付制限なしで失業保険を貰える特定理由離職者とは?
  3. 9月初旬で雇用保険と特定理由資格者について調べて分かったこと
  4. 特定理由離職者に該当になるのか派遣の人事部に電話してみたところ……

派遣でも、業績悪化の解雇なら給付制限なしで貰える?

 実は私は、あまり失業保険(雇用保険)のことを知りませんでした。毎月支払われる給料から雇用保険料は引かれているので、当然3ヶ月の給付制限が解除されればでるんじゃないかと思っていたんですが、

失業保険の受給資格要件は、平成19年3月までは「退職前の1年間に6ヶ月以上雇用保険に加入している」だけでOKだったのですが、平成19年4月の法改正により、「退職前に2年間に12ヶ月以上雇用保険に加入している」と2倍になってしまったのです。

ちなみに私は、フリーランス → 派遣9ヶ月 だったので、雇用保険の加入は9ヶ月しかありません。

仕事が決まるまでまさかの無収入?!3ヶ月の給付制限があるにしても雇用保険が貰えると思っていた私はうすら寒いものを感じました。

私はいつもお昼を一緒に食べている派遣の友達に、

「来月でお別れです」

「え~。次の仕事は決まっているの?それとも失業保険で?」

「私、雇用保険も9か月しか加入してないか失業保険はないみたいなんですよね~」

「残念!会社の業績悪化での解雇なら、3ヶ月の給付制限なく貰えたのに!」

「え?派遣でも?正社員じゃないのに?」

と聞くとそのお友達はうんと頷きました。派遣先を4、5か所経験してきた中でそういうことが1度あったそう。ちょっと前のことだったのでうろ覚えでしたが。

ダメもとで、「派遣切り/業績悪化」「会社都合扱い/派遣」で調べてみると「特定理由離職者」という言葉が出てきました。

給付制限なしで失業保険を貰える特定理由離職者とは?

特定理由離職者は、会社都合退職とほぼ一緒なんだそう。定義は、「倒産」や「解雇」ではないが、会社を辞めざるを得なかった人が当てはまります。離職以前の雇用保険の加入期間が6ヶ月以上ある場合に人が該当します。

【派遣切りにあった人が多く当てはまるパターン】

・特定理由離職者は、期間の定めのある労働契約の期間が満了し、かつ、当該労働契約の更新がないことにより離職した場合に認められる。(その者が更新を希望したのにもかかわらず、更新の合意が成立しなかかった場合に限る)

例外その1:期間の定めのある労働契約の更新で3年以上引き続き雇用されていた人が、契約更新されなかった場合。

例外その2:契約で仕事が更新されないと明記されていた場合。

簡単にまとめると、

・「倒産」や「解雇」ではないが、会社を辞めざるを得なかった人は「派遣切り」にあった人が多く当てはまる。

・契約書に「契約を更新する(しない)場合がある」みたいなことが書かれていて、(派遣コーディネーターとの定期面談で)更新を希望していたのに更新されなかった。

・なおかつ契約を3年は超えていない。

【それ以外のパターン】

 正当な理由のある自己都合により離職したもの

  • 体力の不足、心身の障害、疾病、視力の減退、聴力の減退、触覚の減退等により離職したもの
  • 妊娠、出産、育児等により離職し、雇用保険法第20条第1項の受給期間延長措置を受けたもの
  • 父若しくは母の死亡、疾病、負傷等のため、父若しくは母を扶養するために離職を余儀なくされた場合、又は常時本人の看護を必要とする親族の疾病、負傷等のために離職を余儀なくされた場合のように、家庭の事情が急変したことにより離職した者
  • 配偶者又は扶養すべき親族と別居生活を続けることが困難となったことにより離職した者
  • 次の理由により、通勤不可能又は困難となったことにより離職した者
    1. 結婚に伴う住所の変更
    2. 育児に伴う保育所その他これに準ずる施設の利用又は親族等への保育の依頼
    3. 事業所の通勤困難な地への移転
    4. 自己の意思に反しての住所又は居所の移転を余儀なくされたこと
    5. 鉄道、軌道、バスその他運輸機関の廃止又は運行時間の変更等
    6. 事業所の命による転勤又は出向にに伴う別居の回避
    7. 配偶者の事業所の命による転勤若しくは出向又は配偶者の再就職に伴う別居の回避
  • その他、「早期退職優遇制度」ではなく、単なる人員整理の希望退職者の募集に応じて離職した者等

9月初旬で雇用保険と特定理由資格者について調べて分かったこと

自分が雇用保険加入が9か月しかなく一旦は失業保険を諦めた私ですが、その後、特定理由離職者に該当するのでは?とネットを検索して思います。

派遣の業務契約書を見ると、「契約更新をする場合がある」と書かれています。また、三か月に一度派遣コーディネーターとの面談でも更新希望は伝えていました。

なので9月3日ごろに再びやってきた派遣コーディネーターに訪ねてみました。

私:「私は雇用保険が9ヶ月の加入しかないので、次の仕事が見つからなかった場合、失業保険が受け取れないようです」

派:「もうらさんが次の仕事を探しているなら、すぐに紹介します」

私:「でも、特定理由離職者というのに該当するようなのでそのことについて教えてむらえませんか?」

派:暫く無言

今となってみれば派遣コーディネーターがしばらく無言だったのは、特定理書離職者のことを知らなかったからなのか、もしくは特定理由離職者のことを教えたくなかったからなのかわかりません。なぜなら、あまり特定理由離職者の多い派遣会社は行政から指導が入るらしく派遣会社はできるだけ特定理由離職者扱いにはしたくないとのうわさ。あくまでも噂なので真意はわかりませんが、離職票が退職後10日ほどで届き7日間の給付制限があれば、失業保険を受給できたのに、実際は離職から3ヶ月半もかかってしまったのであながち嘘ではないかもしれません。

派:「調べてご連絡しますね」

私:「特定理由離職者になるのか知りたいので、よろしくお願いします」

しかし、数日待っても回答が来ない

新しい派遣先に行くとしても、フリーランスに戻るとしても、失業保険のことをはっきりしたい。0円なのかそうではないのか!数日待っても回答が来ないため、自分でもいろいろ調べてみました。

労働のことなら厚生労働省と思いHPで調べてみると、派遣の雇い止めについてこう書かれてありました。

期間の定めのある労働契約の期間が終了し、かつ、当該労働契約の更新がないことにより離職した者(その者が当該更新を希望したにも関わらず、当該更新の合意が成立するに至らなかったに限る。

また、

・次の仕事が一ヶ月以内に紹介されなかった場合。

・前職と同等次に紹介された仕事が前の仕事内容より劣る場合。

も雇い止めに該当する。

ただし、これが派遣会社のHPに記載されている会社都合退職・自己都合退職を見るとこうなります。

【スタッフサービス】

1)まずは契約期間が満了となったときに、契約更新の希望がかなわず、新たに派遣のお仕事を紹介してもらえなかったために離職を決めた場合。

2)人材派遣会社から1ヶ月以上お仕事を紹介してもらえない、紹介されたお仕事が受け入れられない条件だった場合にも認められます。

3)ただし契約期間中に退職を希望したり、希望条件にあったお仕事を紹介されたにも関わらず断ったりした場合は自己都合になります。

【エン転職】

エン転職では現在の運用では派遣で「会社都合での退職」となるのは以下のような場合です。

・派遣会社が倒産し、勤務できなくなった
・派遣会社から解雇された
・派遣契約期間が終了し、継続して次の仕事を希望していたにも関わらず、1ヶ月以上全く仕事の紹介がなかった

逆にこんな場合は「自己都合」となります。

・契約更新の機会があったのに、本人都合で契約更新を行わなかった。
・新しい仕事を紹介されたが、本人都合で断った。

スタッフサービスでは、会社都合退職になるケースは、紹介されたお仕事が受け入れられない条件だった場合にも認められます。

しかし、エン転職の自己都合退職では、新しい仕事を紹介されたが、本人都合で断ったとなっています。ざっくり書かれているので、なんとも言えませんが、仕事が受け入れられない条件でも断ったらエン転職だと自己都合退職扱いになるんでしょうか?

 ここら辺はネットで調べてもはっきりしません。なので、総合キャリアオプションの人事部の方に電話してみました。

特定理由離職者に該当になるのか派遣の人事部に電話してみたところ……

なかなか派遣コーディネーターから連絡が貰えなかったので、待ちきれなくなり派遣会社総合キャリアオプションの人事部に電話してみました。

私:業績悪化により派遣切りとなったが、これは会社都合か?」と聞いたところ、電話に出てくれた人の回答は「契約満了による自己都合退職です」とのこと。

私:「業績悪化と伝えられたが?」

私:「派遣元の上司が総合キャリアオプションの派遣コーディネーター宛てに、業績悪化により次回更新できないというメールを打っているが?」

私:「私は、直近の派遣コーディネーターとの面談でも更新したいと伝えているが?」

私:「契約は3年を超えておらず、契約書には更新をする場合があると書かれているが?」

派:「契約満了による自己都合退職です」

この総合キャリアオプションは、全部こういう契約満了扱いにしてるんでしょうか?

さらにこういわれました。

派:「離職後、1か月以内に離職票を提出した場合も、自己都合退職扱いです」

私:「?!(;・∀・)」

後から分かったことですが、

同じ派遣元を引き続き利用するなら契約満了後でも1か月間は雇用保険の被保険者期間を喪失しないですむ。

という雇用保険のルールがあり、派遣会社は派遣が離職後1ヶ月以内に離職票を求めると、仕事を探していないとみなし自己都合退職扱いにするんだそう。

本来の離職票の発行は離職後10日以内。『同じ派遣元を引き続き利用するなら契約満了後でも1か月間は雇用保険の被保険者期間を喪失しないですむ』という派遣法のルールを優位に利用しているようです。

さらに聞いてみました。

私:「厚生労働省が認める派遣の雇い止めには、「次の仕事が離職後一ヶ月以内に紹介されなかった場合」と「前職と同等次に紹介された仕事が前の仕事内容より劣る場合」とあるようですが?」

派:「離職後一ヶ月以内にお仕事を紹介することがほぼ可能ですので心配いりません」

私:「仕事の紹介とはどのような?事務職を希望してて、なおかつ営業をやったことのない人間に、営業の仕事を紹介しても、仕事を紹介したことになるんですか?」

派:「なります。1件でもお仕事を紹介したら、派遣会社は仕事を紹介したことになり、自己都合退職になります」

私:「……」

特定理由離職者に該当する離職票を出したくないなら、全く畑違いの仕事を案内して派遣が断るというパターンになると思うんですが。どうもこの総合キャリアオプションは厚生労働省の派遣の雇い止めに関する法律の「前職と同等次に紹介された仕事が前の仕事内容より劣る場合」については全く考えていないよう(もしくは答えてくれた人が知らなかったのか)

まとめ 

だいぶ、ごちゃごちゃしてきましたのでまとめます。

・6ヶ月雇用保険に加入していて、自己都合以外の退職なら派遣でも特定理由

離職者に該当する(とネットには書いてある)

①3年以内の契約②派遣は継続を希望していた③契約書に、契約を更新すると書かれている。

・今の派遣先で契約が終了といわれた場合、一貫して派遣コーディネーターには仕事をこの派遣会社で探しているという。

・離職票を離職後1ヶ月以内に請求したら自己都合退職と派遣会社はみなす

・派遣会社は派遣へ離職後1か月以内に仕事を1件でも紹介すれば、それが本人が経験したことのない業種であっても紹介したことになり会社都合扱いにはならない。